正しい鼻血の止め方

鼻血から疑われる病気

 

鼻血から疑われる病気には高血圧症 貧血 頭部外傷 白血病 鼻出血 無月経 などがあります。

 

 

高血圧症自体は、かなりひどい場合でも症状はあまり現れません。高血圧によって臓器に障害が起こった結果として症状が現れます。鼻血は、血圧の上昇によって鼻の奥の弱い動脈血管が破れることにより出血することもあります。

 

 

貧血による鼻血は、造血幹細胞の異常により起こる再生不良性貧血に見られます。症状としては、貧血の一般的な症状(顔色が悪い、疲れやすい、息切れ、動悸、頭が重い)の他、咽頭痛、発熱とともに起こります。

 

 

白血病の鼻血など出血の症状は、急性白血病にみられ、貧血の症状とともに起こります。この場合は 確かに出血しやすくなりますが、鼻血よりも日常生活で手足をぶつけた時に痣ができやすくなって気がつく可能性の方が高いと思います。

 

 

また、赤血球の減少による 貧血、免疫低下によって起きる感染症による発熱などの他の症状で気がつく可能性が高いです。他の症状が全くないのに、鼻血に重大な病気が潜んでいることは多くありませんので、その点は心配しすぎなくて大丈夫です。

 

 

他にも、頭部に強い衝撃を受けたり外傷を負ったりした場合も鼻血が出ることがあります(頭部外傷)。女性の無月経や過小月経においても鼻血が出ることもあります。月経不順の方にまれに見られ月経の出血の代わりに起こるもので代償月経と言われています。