正しい鼻血の止め方

病気が原因で起きる鼻血

 

頻繁に鼻血が出る場合、何か重大な病気の初期症状なのではないかと心配になる人もいるようです。鼻血の原因のほとんどは、上記で説明したとおり、外傷や炎症など血管に問題がある場合で、アレルギー性鼻炎があるだけでも鼻血が出やすくなることがあります。

 

 

ただ、止血機能が弱いなど血液に問題がある場合にも鼻血が出やすくなるのも事実。ドラマなどでは登場人物が鼻血を出し、白血病だと分かるという展開がよくありますね。昔は山口百恵さんの赤いシリーズや、最近人気の韓流ドラマなどではメジャーな演出だったりしますし、不治の病としてご存知の方も多いでしょう。

 

 

止血機能に関係しているのは血小板で、白血病は血小板が減る病気なので、医学的にも誤った展開ではありません。もしあまりに頻繁に鼻血が出て心配という人は耳鼻科を受診して血液検査もすれば安心ですね。

 

 

また、白血病ではありませんが、子供に多いウイルス感染では一時的な血小板異常が起こることがあります。例えば風疹などにかかった後に鼻血が出やすくなることがありますが、これは風疹に対する免疫反応が働くと血小板の産生が一時的に落ちてしまう事があり、そのために起こること。これは通常は一時的なものなので、心配しすぎなくて大丈夫です。